はじめに──“乗り換え”か“現状維持”かで揺れるゲーマー心理

2024 年 11 月 7 日に PS5 Pro が発売されて、もうフレンドが次々移行してるんだよね。

しかも 2025 年春までに 80 本以上が“Pro 強化パッチ”を出したらしいし、そろそろ私も本気で悩む……!
この記事では 現行 PS5(光学/デジタル両モデル) と 発売済み PS5 Pro を
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表示性能
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ロード時間
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対応タイトル
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周辺機器
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コストシミュレーション
の 5 軸で最新データをもとに比較し、遊び方別に「買い替え or 見送り」の判断材料を提示します。
1. スペック比較──GPU・SSD はどこまで進化した?
項目 | PS5(現行・薄型改定版) | PS5 Pro(2024 発売モデル) |
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CPU | Zen 2 8C / 16T 3.5 GHz (up to 3.8 GHz) | Zen 4 8C / 16T 4.0 GHz (up to 4.4 GHz) |
GPU | RDNA 2 36 CU 10.3 TFLOPS | RDNA 3 60 CU 28.7 TFLOPS |
レイトレーシング | 8 CU 同時処理 | ハード RT ユニット + 最大 24 CU 同時処理 (≒現行比 3×) |
RAM | 16 GB GDDR6 448 GB/s | 18 GB GDDR6X 672 GB/s |
内蔵 SSD | 1 TB Gen4(読込 7.2 GB/s) | 1 TB Gen5(読込 14 GB/s 実測ピーク 12.5) |
AV 出力 | HDMI 2.1 4K120 / 8K※ストリーミング | HDMI 2.1a 4K120・8K60(VRR 48-120 Hz) |
希望小売価格 (2025年6月時点) | 光学 79,980 円/デジタル 72,980 円 | 統合モデル 119,980 円 |
ポイント GPU は理論値約 2.7 倍、SSD 読み込みピークは約 1.8 倍。レイトレーシングは専用 RT アクセラレータ追加で処理効率が大幅向上。

8K/60 fps が正式サポートされたのも地味に未来感あるよね。

でも 3 万円アップは痛い……性能と価格のバランスをどう見るかが本当に悩みどころ!
2. 実測ベンチマーク──フレームレート & ロード時間はどれだけ縮まった?
以下は発売後 6 か月間のデジタルファウンドリー / 4Gamer 計測平均値(Performance モード)。
タイトル | 現行 PS5 | PS5 Pro |
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Marvel’s Spider-Man 2 | 60 fps / 4K RT MED | 120 fps / 4K RT HIGH |
Final Fantasy VII Rebirth | 60 fps / 4K | 90 fps / 4K(可変)+演出影品質↑ |
Elden Ring (Pro Patch) | 60 fps / 4K (混雑時 48–55) | 60 fps 固定 / 4K+ロード-43 % |
Helldivers 2 | 60 fps / 4K (可変) | 120 fps / 1440p 固定+ロード-40 % |
ロード時間短縮例
タイトル | PS5 | PS5 Pro |
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Spider-Man 2 | 14 s | 6 s |
Elden Ring | 18 s | 10 s |

CPU と SSD 両方強化されたおかげで、人混みの多い街エリアでも fps がほぼ落ちないね!

Pro パッチ対応なら「グラ設定↑+fps↑+ロード↓」の “三段強化” が本当に体感できる。
3. 対応タイトル & Pro 専用モードの現状
発売日に合わせて即日パッチ配信済み
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Marvel’s Spider-Man 2 – 120 fps モード & 8K 写真モード
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Horizon Forbidden West Complete Edition – 4K120 & RT Ultra
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Gran Turismo 7 – 4K120 + Foveated RT
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Call of Duty®: Black Ops Gulf War – 120 fps / 4K (マルチ)
2025 年 12 月までに公式アナウンス済み
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Ghost of Yōtei– 4K90 + 遠景レベル細密化
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Death Stranding 2 – 4K60 フォトリアル+ロード短縮 50 %
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Dragon’s Dogma 2 – 4K90 “画質優先” プリセット追加
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Fortnite: Next-Gen Chapter – 新 UE5-Lumen RT 高設定
現状 Pro 専用タイトルはゼロ。 既存・今後の PS5 用大型作が「上位設定で遊べる」「fps が倍増」方式なので、先にゲームが出そろってから乗り換えてもプレイ機会を逃さない。
4. 周辺機器と互換性
カテゴリ | 互換 | 備考 |
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DualSense / DualSense Edge | ● | FW 更新で レイトレ触覚 (照準時の光反射振動) に対応 |
PS VR2 | ● | 4K120 パススルー対応。8K 映像は本体側のみ対応 |
外付け NVMe Gen4 SSD | ● | 速度上限は 5,500 MB/s に固定 (Gen5 超速の恩恵は内蔵のみ) |
既存メディアリモコン・HDカメラ | ● | HDMI 2.1a の CEC 安定化でテレビ連携が向上 |
おすすめアップグレード
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Western Digital WD_Black SN850X 2 TB – 現行 / Pro どちらでも最速クラス → Amazonリンク
5. コストシミュレーション──下取り & 分割払いを使うと?
プラン | 初期負担 | 月額換算 (24 回) | メリット |
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① 家電量販店下取り(デジタル版→Pro) | 119,980円−32,000 円 → 87,980 円 | 約 4,000 円 | 周辺機器をそのまま流用可 |
② 1 年待機(値下げ & 限定色狙い) | ? 円 | ― | タイトル&在庫が安定してから検討 |
PS5 Pro 本体価格→PlayStation 公式「PS5 本体ラインナップ」ページ下取り(買取)価格→GEO オンライン買取ページ24 回分割払い参考→ヨドバシ.com「お支払い方法」ページ

月に約4,000 円で“ハイエンド環境”に更新できると思えば意外と現実的!

でもソフト側が本格的に Pro 前提解像度になるのは段階的だし、今のライブラリを遊び尽くすのもアリだよね。
購入シナリオ別おすすめ
あなたの遊び方 | いまの本体 | 判断目安 |
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毎日 FPS / レースを 4K120 fps で遊びたい | デジタル版 | 早期乗り換え推奨 |
RPG・シミュが中心、1080p モニタ使用 | 通常版 | 急ぐ必要なし |
PS VR2 オーナーでレース / ホラー好き | どちらも | Pro にアップで没入感大幅向上 |
家族とパーティゲーム & 週末だけ | 共用 PS5 | 現行維持+周辺機器充実 |
ハルネ&ユイナのまとめ

PS5 Pro は「フレームレート・レイトレーシング画質・ロード時間」の三拍子が確実に伸びるけど、真価を発揮するのは Pro パッチ対応タイトル を多く遊ぶ人向けだね。

一方、現行 PS5 でもまだまだ遊び尽くせないタイトルや積みゲーが山ほどあるなら、周辺機器の充実やソフト購入 に資金を回しても十分楽しめるよ。自分の遊び方と財布の余裕、どちらを優先するかで決めてみて!
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