はじめに──ホラーもバグも噂から生まれる

子どもの頃、ポケモンで「トラックの下にミュウがいる」って信じてリセットしまくったよ!

私は『マインクラフト』の“白目の幽霊プレイヤー”が怖くて、夜に遊べなくなったなぁ。
インターネット全盛のいまも、ゲーム都市伝説は毎年のように増え続けています。この記事では、代表的な10大ネタを
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噂の内容
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発信源(初出・拡散ルート)
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一次資料による真偽判定(データ解析・開発者証言など)
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安全に楽しむコツ
──という順で徹底検証しました。
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目次
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ラベンダータウン症候群(ポケットモンスター 赤・緑)
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ポリビアス(幻のアーケード筐体)
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トラックの下のミュウ(ポケットモンスター 赤・青)
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カウレベル(ディアブロシリーズ)
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ヒロブライン(マインクラフト)
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ベン・Drowned(ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)
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ビッグフット(グランド・セフト・オート:サンアンドレアス)
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呪いの部屋(バイオハザード β版)
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マイクに話すと即死(P.T.)
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レベル無限上げの井戸(ドラゴンクエストIII)
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1. ラベンダータウン症候群
項目 | 詳細 |
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噂 | GB版『ポケットモンスター 赤・緑』(1996)のラベンダータウンBGMが、特定の周波数で子どもの脳に悪影響を与え、自傷・自殺者が続出した。 |
発信源 | 2010年/海外掲示板「Pastebin」に投稿された和訳Creepypasta。日本語圏では2ちゃんねるまとめブログが拡散。 |
真偽判定 | – 厚労省・警察庁データに該当年代の異常数値なし。 – 解析済みROMからは“自殺を誘う周波数”とされる 3 kHz 上の成分は確認できず。 – 添付された「脳波画像」はフリー素材の合成と判明。 |
安全に楽しむコツ | 高音域が耳に刺さりやすい事は確かなため、長時間ループ視聴はボリューム50%以下&10分毎に休憩推奨。YouTubeに“8Dリマスター”版が複数あるのでイヤホンで聴き比べると面白い。 |

原曲聴くとザワッとするけど、科学的に危険なわけじゃないんだね。

雰囲気に飲まれすぎないように、音量と休憩は大事!
2. ポリビアス
項目 | 詳細 |
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噂 | 1981年オレゴン州ポートランドに現れた謎の筐体「Polybius」。プレイすると吐き気・発作・記憶喪失を起こし、黒服の男(政府諜報員)が定期的にスコアデータを回収していた。 |
発信源 | 1998年 Usenet「alt.games.video.arcade」への書き込みが最古。2000年に英語圏Wikiサイトに記事が作成されバイラル化。 |
真偽判定 | – 業界誌『Play Meter』の1981年号に該当メーカーなし。 – 商業アーケードオペレータ登録にも「Sinneslöschen」社の記録なし。 – “幻覚を起こした高校生”報道は地方紙アーカイブに存在せず。 |
安全に楽しむコツ | ジェフ・ミンター氏が制作したPSVR『Polybius』でトリップ体験可能。光刺激が強いのでVR酔いしやすい人は休憩を短めに。 |

都市伝説が公式インスパイア作品を生む好例!

“存在しないゲーム”を現代VRで遊べるのはロマンだね。
3. トラックの下のミュウ
項目 | 詳細 |
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噂 | 赤・青版セキチクシティの港に停泊するトラックを動かすと幻のポケモン「ミュウ」が出現。 |
発信源 | コロコロコミックの1997年4月号“ウソテク”欄、海外では『Nintendo Power』のファンレターが初期ソース。 |
真偽判定 | – ROM解析でイベントフラグ確認→ミュウ配置データなし。 – トラックはデバッグ用マップ使い回しオブジェクトと判明。 |
安全に楽しむコツ | 通称“ミュウ捕獲バグ”はメモリアドレスを書き換えるため、VC版/実機ともセーブ破損リスクあり。バックアップ推奨。 |

トラックだけは本当にあるから信じちゃうんだよね。

リメイク版でも残ってて、公式もネタを楽しんでるのが良き!
4. カウレベル(Diabloシリーズ)
項目 | 詳細 |
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噂 | 町の牛を延々クリックするとポータルが開き、牛の軍勢が待つシークレットレベルへ行ける。 |
発信源 | 初代『Diablo』(1996)発売後、Battle.netフォーラムのジョークスレ。 |
真偽判定 | – 『Diablo I』には実装なし。 – Blizzardがファンの要望を汲み『Diablo II』(2000)で「The Secret Cow Level」を正式実装。 – 『Diablo III』『IV』でも復活イベントとして周期的に登場。 |
安全に楽しむコツ | 『IV』現行シーズンでは未解禁。スキル「Kick the Cow」のアニメーション差分が解析で見つかったとの報告あり、パッチノートを随時チェック。 |

“ないはずが公式で実現”って胸アツ!

開発陣とファンが一緒にネタを育てる文化がディアブロらしいよね。
5. ヒロブライン(マインクラフト)
項目 | 詳細 |
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噂 | 雲の低い日、視界の霧に紛れて白目のスティーブ“Herobrine”が出現し、森に奇妙なトンネルやピラミッドを生成する。 |
発信源 | 2010年、4chan「/v/」板のスクリーンショットと“兄が亡くなった開発者”という添え書き。 |
真偽判定 | – Mojang公式はパッチノートで「Removed Herobrine」と毎回ジョーク追記。 – デフォルトゲームコードにHerobrine IDなし。 |
安全に楽しむコツ | 1.20以降対応の「Herobrine Returns」MODで再現率高め。マルチ鯖に導入してドッキリ配信をすると盛り上がる。 |

パッチノートのネタがずっと続いてるの好き!

公式が“存在しない”ことをネタにするのは平和でいいよね。
6. ベン・Drowned(ムジュラの仮面)
項目 | 詳細 |
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噂 | 中古64カセットのセーブデータ“BEN”を消すと、リンクが溺死しバグ演出と共に呪いのメッセージが出現。プレイヤーのPCにも怪現象が広がる。 |
発信源 | 2010年、YouTuber「Jadusable」によるARG(Alternate Reality Game)。 |
真偽判定 | – ROM改造と動画合成による演出であると製作者が解説済み。 – 使用されたテクスチャは未使用データ+自作画像。 |
安全に楽しむコツ | ARG公式サイトからシナリオ・未使用素材をDLし、自作MODを作るとホラー企画で映える。RTA界隈では“BEN%”カテゴリも。 |

「YOU’RE NOT SAFE」は当時マジでビビった…。

ARGとして完成度高いから、今から追体験しても楽しめるよ!
7. ビッグフット(GTA: San Andreas)
項目 | 詳細 |
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噂 | サンアンドレアスの山岳地帯で未確認生物“ビッグフット”が徘徊。 |
発信源 | 2004年リリース直後、GameFAQsフォーラムに投稿された目撃談と低画質スクリーンショット。 |
真偽判定 | – PS2版ROMにビッグフットモデルなし。 – ただし開発段階のスクリーンショットに「sasquatch」の開発用タグが残存。 – 『GTA V』ではサイドミッションとして正式実装。 |
安全に楽しむコツ | PC版『SA』用「Bigfoot Hunter」MODは行動パターンと足跡イベントまで再現。都市伝説ツアー配信に最適。 |

公式が次回作でネタを回収する流れ多いね!

ファンの噂→公式採用のループがGTAの醍醐味。
8. 呪いの部屋(バイオハザード β版)
項目 | 詳細 |
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噂 | 1995年ショウ出展用βROMの棺桶部屋に入ると本体メモリを破壊し、セガサターンが起動不能。 |
発信源 | 海外コレクターがアップしたプレイ動画(2005年)。 |
真偽判定 | – データ欠損で音声パケットがメモリバッファをオーバーランしフリーズ→誤解。 – メモリ破壊・ハード破損報告は未確認。 |
安全に楽しむコツ | 復元パッチ(GitHub “BH1–Beta Restoration”)を用意。実機動作は自己責任なので、Optical Drive Emulatorで起動するのがおすすめ。 |

β版ROMを入手するハードルが一番高い…!

YouTubeの解析実況で雰囲気だけ味わうのが一番平和かもね。
9. マイクに話すと即死(P.T.)
項目 | 詳細 |
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噂 | ヘッドセットに向かい「I forgive you」と話すと即ゲームオーバー(リサに首を絞められる)。 |
発信源 | 2014年海外掲示板Redditのリプレイ報告。 |
真偽判定 | – デコンパイルで音声入力イベントなし。 – “音声っぽい波形”を解析すると実際は歩行音トリガーが重なっただけ。 |
安全に楽しむコツ | 再配布不可ソフトなので本体とHDDをセットで保管。音声認識テストはPS4本体設定で。 |

叫び声でトリガー誤作動して勘違い説もあるらしいね。

貴重なソフトだからHDDバックアップ必須!
10. レベル無限上げの井戸(ドラゴンクエストIII)
項目 | 詳細 |
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噂 | ギアガの大穴に向かって「いのりのことば」を13回入力すると経験値+32万が無限ループ。 |
発信源 | 1990年『ファミマガ』投稿コーナー。後に投稿者が“オリジナルのネタ”と謝罪。 |
真偽判定 | – FC版ROMに該当コマンド判定なし。 – リメイク版ではデバッグメニューに近いフラグが存在したが、スタッフロム限定。 |
安全に楽しむコツ | スマホ版は“高速戦闘+オートAI”で1時間でLv40達成可能。裏技に頼るより高速化機能を活用しよう。 |

月刊誌の“ウソ技”文化、今考えると贅沢だね!

当時はネットがないから友達の噂レベルで広まったんだよね。
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まとめ──都市伝説は「検証して遊ぶ」時代へ
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噂は拡散と改造動画によって自己増殖し、真偽が混線しやすい。
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2025年はROM解析ツール・開発者SNS・公式コメントが充実し、「自分で確かめる遊び方」が主流。
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検証する際はバックアップを取り、違法ROMやハラスメント行為を避けて安全に楽しもう。

ウソか本当か調べる過程が一番ワクワクするんだよね!

一次ソースと検証実況を活用して、都市伝説を安全に味わおう!
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